アタマに付いている平原（へばら）は、集落の名前です。
　ちなみに、神流町の行政区の一つで、町の条例では、第18区（全21区）と示されています。明治21年までは、平原村でした。現在でも地元の人たちは「平原村」と言うときがあります。
　その平原地区に、カタクリの自生する場所があります。要はそのカタクリを保全すべく活動しているのが、平原カタクリの会なんです。

☆どんな場所？
　神流町恐竜センターから、国道299号を上野村方面に200mほど走ると、橋の先にトンネルがあります。
　そのトンネル入り口の直前を右に入ります。（細い道ですので気をつけてください）
　左上の方へ道なりに150mほど走ると、恐竜遊具がある広場が左手に見えます。そこが駐車場。
　駐車場から先へ100mほどの所右手に、急な階段があり、その階段を登りきるとカタクリ自生地です。

☆活動は？
　周辺には、鹿が住んでいます。彼らはカタクリの葉を食べちゃうので、鹿が入らないように周囲にネットを張りました。
　また、カタクリ自生地内には、町の遊歩道が整備されていますが、手すりや階段などを保守管理しています。
　陽当たりが良くなるように、雑木を間伐したり、草刈りなどもしています。
　イベントは、毎年4月に「カタクリまつり」を開催しています。遊びに来てね。

☆カタクリまつりって？
　毎年、4月に開催しているイベントで、私たちが大切にしているカタクリの自生地を、１人でも多くの方に見ていただくよう、開催しています。
　カタクリまつりでは、甘酒サービスしたり、バザーをやっています。
　でも、カタクリって気候によって、咲く時期が変わるんですよね。だから、開催日を固定することができません。間近になってから決定することになってしまいます。開催日は、このサイトで発表するので、興味ある人はチェックしてください。

☆活動の楽しみは？
　日々の楽しみが午後5時からであるように、作業もイベントも、楽しみは最後に待っているものです。
　カタクリの会には、技を持っている方がたくさんいて、作業後に手打ちそばで打上げをやったこともありますが、すべて手作り、それがまた旨いんです。