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韓国観光寒冬敢行記
〜B型へそまがり団 韓国を行く〜

BGMはパネルで止めてね(^.^;

□韓国最高!の理由(わけ)

 韓国の良さって何でしょ。
 ただ単に知らない土地へ足を踏み入れた者の希望的意識で良く見えたのかな。でも、それだけではない気がする。
 仲間の亭主F氏が案内してくれたからよく見えたのかな。うん、それはきっとある。食事や買い物する場所も亭主F氏の案内だし、下見もしてくれていたし。それに、彼がすべて通訳するので、安心だったし。
 きっと亭主F氏がいなかったら、これほど好感はもてなかったかもしれない。もっとも亭主F氏が韓国に居なければ行くこともなかったけど…
 韓国政府は亭主F氏に感謝状を贈るべきだ。
 Bへそメンバーは、「パスポートも取ったことだし、今度は暖かい時に、また行くべぇ」と意気があがってる。でも亭主F氏の単身赴任はそろそろ年季が明けそうだし…
 あ、みんなで行けば同じか。ならば亭主F氏が早く帰れるような運動でもしなきゃねぇ。

□寒かった〜

 大寒波直後とあって、寒かった。前々日くらいが最高だったみたいだけど、到着した日にホテルの部屋の窓が凍ってたもんね。うわーいびっくり。周りの山に雪はほとんど見えなかったけれど、町中のいたる所に氷がはってて、それは昼間に陽があたっても溶けなかった…
ホテル   ホテルの窓   景福宮
泊まったホテルはプレジデント   窓枠が凍り付いてる…   景福宮光化門前、土間は薄雪が融けない

□美味かった〜

 期待どおりって感じで、満足の日々。3泊4日で7食を6軒(朝飯で同じ店に行ったから)のお店で堪能した。焼肉、お粥、カルグックス(ずりあげうどん?)、カニ、エビ、ヒラメ、アワビ、鍋各種等。グルメというイメージよりは、エネルギーの補充、って感じ。どこのお店もキムチなどの自慢の漬け物を「さあさあ、喰いなはれ!」とばかりに出すのにはオドロキ。気に入ったらおかわり自由。あるお店ではキムチおかわりで3皿も食べた、チジミもおかわり、モチロン、食事代以外のサービス。日本お店も真似できるだろうか?…
焼肉龍馬   お粥   鍋
焼肉「竜馬」は、日本人に優しい店、タレがグー!   朝飯は「小公粥家」に2回かよった。毎日でも飽きないかも   韓国の鍋は鉄製で、中華鍋より底が浅い
魚市場   市場の食堂   カニオンニ
魚市場で買い物、カニと、ヒラメと、アワビと…   魚市場で買った物は、お店に持ち込んで料理してもらう   「カニは、こうして食うんだいね」「あ、ありがとう」

□お勉強もしました

 韓国は、日本より戦後の期間が短い、というより休戦中。つまり戦中なのだ。日本が韓国に対して行った行為もひどいが、その後の内紛もひどい。戦争記念館のシンボルは、敵同士の兵士が兄弟であることに気が付き、抱き合っている像。たとえば日本を無理矢理二つの国に分け、兄弟親族が戦争しあって、何か良いことがあると思うかい?答えはNo。それを韓国は身をもって体験している。なんともやりきれない思い…
 景福宮は、1592年に大部分を焼かれた。小西行長や加藤清正たちの仕業だ。さらに300年後の1895年には、日清戦争で日本軍が明成皇后を惨殺している。なんとも日本人には因縁を感じる場所だった。
景福宮   通訳機   国立民族博物館
景福宮は広い。お客さんには中国の方もたくさんいたみたい   ガイドさんがいなくても、この機械が日本語で解説してくれる   景福宮の斉寿閣は、国立民族博物館でもある
戦争記念館   兄弟の像   ムスタング
戦争記念館も広い。   韓国では、北朝鮮を北韓国と呼んでいる   韓国戦争でアメリカから最初に導入したのがムスタング

□町の雰囲気はファンキーな下町

 ファンキーの意味も、下町の定義もよく分からないし、私の目に映った場所以外にもっとオシャレな場所があるのかもしれないけれど、私の中には、何となくファンキーなイメージが残った。
 機能を求めるか、デザインを求めるか、という選択の中で、きっと韓国の方は機能を追求するんだろうな、と思えるような。それも逞しく…
 そうそう、色々なお店にしても逞しさを感じる。その逞しさが、町の雰囲気にも滲み出ているのかなぁ。
夜景   町   徳寿宮わき
ホテルから見た夜景。手前はソウル市庁   繁華街の朝   ここは、夫婦で歩かなきゃいけない路なのだ

□その他雑感

 韓国には独特のリズムがある。伝統芸能のサムルノリや新興芸能のナンタ、そのリズムは脳みそに心地よい。見栄とかでなく、生命の根底を流れるリズム。見ることができて良かった。
 「最高の偽物があるよ!」一目で日本人であることを見抜かれて、商売人が声をかけてくる商店街、偽物には手を出さなかったけれど、眼鏡と革ジャンを買い込んでしまった。普段そういう類いの買い物をする場合、結構踏ん切りがつかず、買った後も後悔の念が心に揺れたりする私だけれど、韓国では、実に晴々とした気持ちで買い物ができた。
 適度にカルチャーショックを覚え、適度に馴染みやすい韓国。いつかまた訪れることができるだろうか。
NANTA   コリアハウス   名家眼鏡
ナンタは楽しい。エンターテイメントに言葉はいらない   喜び組ではありません。   理論と哲学をもった名家眼鏡。丁度メガネが欲しかったのさ


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